坂根千里の年収は?後悔しなかったの?家族はスナック水中のママをやることに反対しなかったのか?

「ザ・ノンフィクション(フジテレビ)」に名門・一橋大学を卒業し、「スナック水中」のママになることを選んだ坂根千里(さかねちさと)さんが出演します。


出典元:https://www.photo-ac.com/

大手企業に就職できるチャンスを蹴ってまでスナックのママになった「ちり」という源氏名でママを務める坂根千里さんを調査しました。

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坂根千里さんの年収は?

一般的にスナック経営の平均年収が300万円と言われています。
但しこれは平均値で、当然300万円以下の経営者ももちろんいます。

坂根千里さんの年収を明確に示すものは調査した限りではありませんでしたが
現段階ではスナック経営の平均年収300万円より少し上くらいではないかと推測します。

年収の推測の前に、まず借金の有無について考えてみました。

坂根千里さんは「スナック水中」をオープンするにあたり、元々スタッフとして働いていた東京・国立市の老舗スナックすなっく・せつこ』を「せつこママ」から事業承継しました。

本来であれば譲渡金など承継の手続きに時間が掛かるものですが、せつこママが大らかに接してくれたことで開業までスムーズだったそうです。

せつこママは、坂根千里さん以外にも声をかけていて、坂根千里さんが提示した譲渡金額の3倍を提示する人もいたそうですが「信頼できない人には渡さない」と、最終的に後継者を坂根千里さんに決めました。

このことから譲渡金額は坂根千里さんが提示した金額以内に収まっていることが分かります。

開業にあたっての必要な資金は、銀行の融資や行政の補助金のほか
クラウドファンディングで目標金額170万円に対し387万円の支援を受け、集まった資金を店舗の内外装費に充て、2022年4月に「スナック水中」として同店舗をリニューアルオープンしたことから

初期費用は行政の補助金やクラウドファンディングで得た資金でまかなえたのではないかと思います。
銀行からの融資も計画的に返済できる範囲であると推測します。
よって借金はほぼ無いとみました。

そして年収の推測理由ですが、
インタビューにて「ああ、今日お客さん来るかな」っていう不安や、悩むこともあると答えていることから
不安を感じないほど大繁盛している、という程ではないことが伺えます。

しかし、こちらのインタビューでは

ある土曜の夜7時。早くもお客さんがぽつりぽつりと訪れ、
常連さんはもちろん、この日が初めての客もいるようで
30分を経過する頃には、10席ほどのカウンターはいっぱいになり、
8時を回ると2つあるテーブル席も埋め尽くされた。

引用元:https://sotokoto-online.jp/

とある様に、スナック=衰退産業というイメージとは裏腹な盛況ぶりを見せていることがわかります。

こちらのインタビューでは

「開業後の売り上げは「すなっく・せつこ」時代の1.5倍のペースが続いている」
「『すなっく・せつこ』時代のお客様が残したボトルを受け継ぐ形で常連のお客様を確保できたことに加え、「スナック水中」として女性を中心とする新規のお客様を獲得できていることが大きい」

引用元:https://www.hit-u.ac.jp/hq-mag/

とあり、せつこママからお手本のような形で事業を受け継いでいることが分かります。

以上のことから大繁盛しているという程ではないがお客さんが来てくれるか不安になることもあるくらいの金額であると推測しました。

坂根千里さんは Twitterの自己紹介欄に
「スナックを事業承継する株式会社水中代表」
「強がり女子のためのスナックを10年後に100店舗作りたい場づくりベンチャー」と記載していて
スナック文化を未来に紡いでいき、全国にあるスナックの事業承継をしていくという目標を掲げています。

坂根千里さんは「スナック水中」の運営の傍ら、M&Aのアシストをしている先輩の会社にも関わっているそうです。
M&Aによって第三者に事業を承継することで、後継者が不在であっても事業を存続させることができますし、
従業員も譲受企業に引き継いでもらうことで、雇用も継続できるので坂根千里さんの目的にピッタリですね。

一般的にスナック経営の平均年収が300万円と言われていると書きましたが年収1500万円を超えるスナック経営者もいるようです。

坂根千里さんは年収1500万円を超えるスナック経営者に今後なっていくのではないでしょうか!

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坂根千里さんはスナックのママになって後悔しなかったのか

東京都八王子市出身の坂根千里さんは、偏差値が70もある東京都立立川高校に進学し、一橋大学社会学部卒と、大手企業にも就職できたであろう経歴を持ちながら最終的に「スナック経営者」になることを選択しました。

普通に考えれば後悔しそうに感じますが、坂根千里さんは「スナックを選んで良かった。後悔はない」と断言しています。

その理由は
一つは、「経済的に自立できたこと」
そして「女性が一人で来られるお店をつくれていると実感できていること」

坂根千里さんは『周りを気にして心情を吐露するのが苦手』
『悩みを打ち明けられずに苦しんでしまう』
『人に弱さを見せることがなかなかできない』そんな自身のような「強がり女子」がほっと一息つける場所を作ることをコンセプトの一つとしています。

こちらの記事のような出来事があることで充実されているのでしょう。

ある日、閉店間際に40代と思しき女性客が一人でやって来た。いつもは夫婦で来る客だった。カウンター越しに、その女性客は坂根にその日あったことを打ち明け始めたという。

「そんなことが、開業から5か月経った今までに、わずかではありますが、実際にあったことが背中を押してくれています」

引用元:https://www.hit-u.ac.jp/hq-mag/

坂根千里さんの家族はスナックをやることに反対しなかったのか?

せつこママに「あなたにお店を継いでほしい」と言われスナックのママになる決意をした坂根千里さんでしたが、決断に際しての最も高いハードルだったのが、ご両親の説得でした。

しかしこれは一般的に想像する反対ではなく、坂根千里さんのやりたいことを理解した上での事業計画の甘さに対して、自ら壁となってくれたというものでした。

スナックの道に進む夢を伝えると、母親は「好きにすればいいんじゃない」と言ってくれました。一方、父親は「その道は甘くはないと思う」と言っていたそう。

「父は、やりたいことを理解してくれてはいました。でも、事業としてとらえたとき、私の考えの甘さを感じていたようです。だから“まずは、私(父)を説得してみなさい”と言われました。

父が納得できない事業内容だったら、銀行や他の人を巻きこんだときも、うまくいかないと思うと指摘されたんですね」

引用元:https://chanto.jp.net/

坂根千里さんのご両親は素晴らしいですが、こちらも素晴らしい教育のもと一流ヴァイオリニストとなった木嶋真優さんの記事はこちら

何度も計画を練り直しながら、お父さんに3回くらい事業プレゼンに付き合ってもらいようやく認めてもらえたそうです。

普通は娘が夜のお店を経営すると言い出したら、脊髄反射で否定しそうなものですが
夢を認めてくれたお母さんも、娘が後に困らないようにしっかりした事業計画が出来るまで付き合ってくれたお父さんも、どちらも否定をしない家族なんですね。

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まとめ

今回は、一橋大学社会学部を卒業しスナック経営者として頑張る坂根千里さんについて調査しました。

大手企業に就職できるチャンスを蹴って夢を選択できるのはすごいですよね。

その夢も絵空事だけのものにせず、ちゃんと事業計画書があって形にされている所なんて本当優秀だなーと感心してしまいました。

何より、思わず否定してしまいそうな娘の夢を全く否定しないご家族に驚きました。

強がり女子のためのスナックを100店舗作るまで頑張ってほしいです!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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